
「七五三はやったけど、その後の成長記念はどうしよう?」
「子どもが大きくなると、写真を残す機会が減ってきた…」
そんなお声を、川越にある古民家フォトスタジオ「COYA KAWAGOE」もよく耳にします
実は七五三だけでなく、お宮参り・十歳の祝い・十三参りなど
子どもの成長を祝う着物行事は意外とたくさんあるんです!
そして、それぞれの行事にはちゃんと「やる意味」があります
写真を撮るきっかけとしてだけではなく、家族の想いをカタチに残す日としてお祝いしましょう!
この記事では、そんな「七五三のその先」にある行事を、
COYA KAWAGOEの世界観を交えながら本質的にご紹介していきます
① お宮参り
お宮参りは、「無事に生まれてきてくれてありがとう」という、
親としての初めての祈りをする日です
生後約1か月という、まだ不安定で慌ただしい時期に
神様に誕生の報告と健やかな成長を願いにいく――
それは“家族が子どもを迎え入れる第一歩”とも言えますね!
COYA KAWAGOEでは、そんなかけがえのない瞬間にふさわしい一着として、
リバティ社の生地を使ったオリジナル祝い着をご用意しています



イギリス生まれの美しい柄と、和の古民家空間
一見ミスマッチに思える組み合わせですが
実はドライフラワーや自然光と調和する、不思議な魅力があります!
七五三などの行事であれ、COYA KAWAGOEのある古民家であれ、
「伝統とは、形を守ることだけではない
大切なのは、そこに込めた“想い”が受け継がれていること」
私たちは、そう考えています
② 十歳の祝い
十歳の祝い(ととせの祝い)は、人生の折り返し…ではなく、「今のあなたを、まっすぐに受けとめる日」
今では“ハーフ成人式”として広まりつつありますが
COYAが大切にしているのは、
「ここまでの10年にありがとう」というこの行事に込められた想いです
七五三のあどけなさから一歩進んで、少しだけ大人びた表情を見せはじめる10歳
その“中間地点”を見逃さずに、記録に残す意味はとても大きいと思います!
着物を着て、カメラの前に立つ
その時間は、子どもにとっても
「自分は大事にされている存在なんだ」と気づく時間でもあります
COYA KAWAGOEでは、七五三同様に10歳用のアンティーク着物もご用意しております!
③ 十三参り
十三参りは、数え年で13歳(満12歳)を迎える春に行う
「思春期の始まり」に立ち向かうための儀式です
もともとは京都の風習で、知恵の神様にお参りし
「これからの人生で必要な力を授けてください」と願うものでした
つまりこれは、親が“守る”という立場から
子どもが“自分の意志で歩み始める”
という段階へ家族全員がマインドを切り替える日とも言えるのです
中学生になると制服が日常になり
親子で写真を撮る機会も少なくなっていきますよね・・・
そんな時期に、着物をまとい、家族で過ごすひとときは
思春期の不安や期待を受け止める大切な時間になります!
「もう子どもじゃない」
「でも、まだ大人でもない」
そんな揺れ動く時期の記録は、将来かならず心の支えになります
子どもが育つスピードは、思っている以上に速い
でも、そのひとつひとつの節目に「意味」があると知っていれば
ただのイベントが、家族にとって大切な“記憶の原点”になります
着物を着ること
祈りを込めること
写真を飾ること
すべては「子どもを大切に思っている」という
シンプルだけど一番尊いメッセージを伝える手段です