社長ブログ

意外と知らない“満年齢”と“数え年”の違い

意外と知らない“満年齢”と“数え年”の違い

満年齢、数え年、言葉としてはよく耳にしますが、その違いを知っていますか?

今回は、知っているようで知らない、この”年齢の数え方”の違いについて説明します!

満年齢

満年齢は、誕生日を迎えるごとに1歳ずつカウントしていく年齢の数え方です

一般的に年齢を数えるときは満年齢なのでこれはわかりやすいですね!

実は七五三のお祝いは、この満年齢ではなく数え年で行うというのが風習でした

これは、日本では昔から数え年の考え方が一般的だったからなんです

じゃあ、数え年ってどうやって年齢を数えるのでしょうか?

さっそく見ていきましょう!

数え年

数え年とは、生まれた日を1歳と数え、正月を迎える度に1歳ずつ加える方法です

え?生まれてすぐに1歳!?

はい、そうなんです!

しかも、正月を迎えるたびに1歳ずつ加えるということなので

たとえば、12月31日生まれのお子さんは、

翌日の1月1日には2歳になります

そして、その翌年には3歳と数えます

満年齢で1歳と1日でも、数え年なら3歳って・・・

成長早すぎない!?

でも、数え年ってそういう数え方なんです!

そうなると、お子様の成長のイメージと数え年の数え方って大きく異なってしまいますよね!

なので、現代では満年齢で七五三を行う人が多いんですよ!

七五三のお祝いのベストなタイミングって?

さて、それでは七五三のお祝いは、いつがベストなのでしょうか?

満年齢で行うにしてもやっぱり一般的には11月前後?

そうですね、七五三の正式な日は、11月15日なのでその前後に行う方が多いのは事実です

しかし、私たちの考え方は少しだけ異なります

結論から言えば、

「いつでも良いのではないか」ということです!

少し雑に聞こえたかもしれませんが、その理由は、

七五三の目的を一番大切にすると「いつでも良い」に行き着くからです!

七五三の目的

ほかのブログでも書いていますが、七五三の目的は、

子供の成長を神様に感謝し、家族みんなで祝うことです

やらなくてはいけない行事なのではなく、

「神様への感謝とお祝いのために神社にお参りに行く」

のがそもそもの目的なわけです

そんなこと知ってるよ!と思うかもしれませんが、

意外と、その目的より、七五三という行事をやることに気がいってしまう方も多いと思います

例えば、

うちの子は着物嫌がらないかしら?

背が大きいから着物のサイズは大丈夫かな?

11月は込み合うし、子供に負担がかかりそう・・・

そんな不安を抱えながら、やっぱり周りの流れに合わせて今年の11月にやらないと・・・

なんて考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

もし、伝統の行事として”決まりがあるから”という理由で七五三をやるとしたら

タイミングをずらした方がよかったな・・・

と思うこともあるかもしれません

せっかくの子供の成長をお祝いする機会なので

「やってよかった!」と思えることが一番大切ですよね

実際に満年齢で4歳、6歳など、七五三の年齢とは違うタイミングで行う人も増えています

昔は、子供の生存率は驚くほど低く、「7歳までは神のうち」といって、

いつ亡くなってもおかしくはないと考えられていました

だからこそ、お子さんの成長にあわせて、

しっかりとお祝いできそうな時期=ベストタイミングということです!

決まりに合わせるのではなく、目的に合わせて時期を決めるのがおすすめですよ!

スタジオ撮影をご検討中の方は、撮影の時期についてもお気軽にご相談くださいね!

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